だめですよ?そろそろ寝る時間ですから、ベッドにはいりましょうね。
えーっ、もうちょっと、もうちょっとぉー。
もうちょっと…もうちょっと…。
だーめ…さぁさぁ、寝るまで傍にいてあげますからね。
うー…それじゃあそれじゃあ、ごほんよんでっ
ご本
ご本
ご本…。
それでは…あら?どうかしました…?
こわい…おはなし…?
怖くありませんよ(なでなで) …それでは、どのお話がいいですか?
えーと…じゃあこれっ!
これはー…『きんたろう』ですか、わかりました……ふふっ、怖いお話じゃありませんよ(なでなで)
うん…
はい、じゃあベッドにはいりましょうね…。
それでは…はじまりはじまり。
むかしむかし、ニューデイズのとあるやまに、それはそれは おとこまえなア…えっ
つづきぃ、つづき
は、はい…。
むかしむかし、ニューデイズのとある山に、それはそれは 男前なアフロをした『きんたろう』というビーストがおりました。
きんたろうはとても力持ち。
ひとたび足を振りぬけば、立派な木すらも切り倒し、ひとたび手を振りかざせば、太い丸太も叩き切る。
とてもとても真似することのできない事に、きんたろうには山で敵などおりません。
それでもきんたろうは心やさしく、山の動物たちとはとてもなかよく、自慢のアフロには鳥たちが巣を作ろうとしてしまうほど。
そんな平和な山ですが、今日はドタドタとなんだかさわがしいようです。
「むむむ。なんだかすごい音が聞こえるけど、いったいどうしたんだい?」
きんたろうは 音の方から来た 慌てている小鳥さんに聞いてみました。
「となりの山から『ウバクラダ』のやつがやって来たんだぴぃー」
どうやら食べるものが足りないのか、となりの山からウバクラダがやって来たようです。
ウバクラダはすごい勢いでぶつかってきたり、長い首を振り回したりと、邪魔するものがあれば全て倒してしまう暴れんぼうさんです。
「これはたいへんだ!よし、それなら おいどん がやっつけてこよう!」
このままでは山の木はいっぱい倒され、山の動物たちもとてもきけんなので、きんたろうはウバクラダを捜しに行きました。
ドタドタドタ、音のする方に行くと それはどんどん大きくなりやぶをぬけると。
ドンッ!ウバクラダと…
つ
づっ
きっ


は、はい、わかってます…えーと…
ドンッ!ウバクラダとNIKOってしまいました。
「ぬわああぁ!」
いきなりのことで驚いたきんたろう、ぶつかった勢いでおおきく飛ばされるもアフロのおかげで無事にすみました。
(…き、気にしたらダメ…
)
「ア、アフロがなかったら即死だったぜ…やい!おまえがウバクラダだな!」
(だぁぁぁ、ダメ
どうしても言わないといけない感じがするっ
)
指を指し、きんたろうはぶつかってきた赤くて首の長い、ウバクラダにたずねました。
「なんだおまえ!おれはすごくお腹が空いてるんだァ!邪魔をするならふみつぶしてしまうぞォ!」
息を荒げていまにも走ってきそうなウバクラダ、どうやら力には自信があるような言い方です。
「よし、それなら おいどん と勝負だ!もしおまえが勝ったら好きなだけ食べ物をあげようじゃないか!だけど、おいどん がかったらおとなしくいうことを聞いてもらうぞ!」
きんたろうも力では負けておりません、ウバクラダも納得していざ力比べで『おすもう』です。
「「はっきよーい…のこったっ!」」
ルールはかんたん、足のうら以外が地面にふれたり、どひょうの外に出たら負け。
どぉーん、と音をならして きんたろうとウバクラダは勢いよくぶつかりあい、お互いに一歩もゆずりません。
「ぐぬぬぬぬぬっ…!」「うぐぐぐぐぐぐっ…!」
きんたろうよりも大きな体に力いっぱいをこめるウバクラダ、それにきんたろうはだんだんと押されてきてしまいました。
ズッ、ズズズッ、足いっぱいにふんばるきんたろう。それでもふんばる地面もろともきんたろうの足はどひょうのふちまできておりました。
「さぁ、これでおしまいだァー!」
「う、う、う、うううぅぅぅおおおおおぉぉぉぉ!まけるものかぁぁぁぁ!」
もうあとがないきんたろう。そんなきんたろうは精一杯の力をふりしぼりました。
「んおおおおおおおおお!」
するとなんということでしょう、ウバクラダの後ろ足が浮いたではありませんか。
「うおおおおおおおおお!」
今度は前足も。すっかりウバクラダはきんたろうに持ち上げられてしまいました。
「な、なんだとおォー!?」
びっくりするウバクラダ、それもそのはず。大きな大きな自分の体が こんなビーストに持ち上げられるなんて思ってもみませんでしたから。
「んんんんんん!」
そのままきんたろうはゆっくり、ぐる、ぐる、ぐる、ぐる、ウバクラダをつかんだまま、ぐるぐる、ぐるぐる、どんどん回るのは早くなり、ぐるぐるぐるぐる。
「う、ううう、うううおおお…目が、まわる~」
たまらないウバクラダ。それでも回る、ぐるぐるぐるぐる。
「ううっ…きもちわるい…」
あらあら、きんたろうも目を回してしまったようです。
ひゅっ。あまりに回しすぎて力が抜けてしまったのか、手からウバクラダが抜けてしまい、お空高くに、それは周りの木をこえてしまうくらいの高さに。
お空をまうウバクラダ、それはどんどんと下りてきて、ドォォォン!と、地面に落ちてきました。
「め、めが~まわ~る~…や、ひゃい、まいってゃきゃ!」
足をふらふらさせて指を指すきんたろうですが、そっちにウバクラダはいませんよー。
「ま、ま、ま、参った…お、おれの負けだァー…」
すっかりきもちわるくなって弱々しくなったウバクラダの言葉を聞くと きんたろうもたまらずに地面に倒れてしまいました。
「う、ううう…おそらがまわって~…ぐるぐる~…」
しばらくしたらようやく治ったのか、きんたろうは立ち上がるとこう言いました。
「おいどん の勝ちだ、もうみんなを困らす事はするんじゃないぞっ!それからおまえ、これからはみんなと仲良くするんだぞ!そうしたらみんなだって食べ物を分けてくれるさ!いいな、これは おいどんが勝った時の 約束 だからな!」
「は、はい、わかりましたァ」
こうしてウバクラダは山のみんなと仲良くなりました。
そのあとは、山の食べ物をみんなで食べたり、きんたろうと おすもう の練習をしたり、きんたろうを背中に乗せて山を走りまわるウバクラダがおりました、と、さ。
めでたしめでたし…
あら、すっかり寝てしまっていますね…
すぅー…すぅー…
ん、んん……ぁ…。
?夢でもみているのかしら…?
ぁ、ぁ、アフロが…ぁ…。
・ ・ ・ ・ 。 …、気のせいね…、さて…んっんんー…私もそろそろ寝ますか…。
「なんて、事もありましたね…ふふっ…なつかしい。」
手にした本を棚に戻して、少し…昔を思い返していた今日でした。
‥…━━━・‥…━━━・‥…━━━・
あとがき
なにやってんだろ…?
い、今あったことを話す事もないのでアレですが…ふと頭に思いついちゃったからしょうがない。
目を通していただいた方々、ありがとうございます。
アアア、久々の更新がこんなのっていいのだろうか…。
明日もとい今日でGBRは終わって、冬のスペシャルウィーク?開催ですね。
コレを記事にしろよ、ってのは無しで。
最近は健康的な生活でとてもとてもなんですが…PA上げ…は、やりづらそうなミッション構成ですが、ちょっと新しい事にも挑戦しながら、師走したいとおもいます。
それではまた、日が開かない更新を善処しながら…またのお越しをお待ちしております。
(久々にフォントサイズをいじらないで書いたけど、やっぱり小さくて見づらいかしら…?)
2010/12/02 蘭
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